「徳川家康公」
知らない方はいませんよね。
例え嫌いでも歴史好きの方には避けて通れない存在です。
家康公にとても所縁がある場所へ行って参りました。
「大樹寺」
松平家・徳川将軍家の菩提寺
ここはかつての三河の国、今は愛知にある浄土宗の寺院です。



山門も国宝であります。数百年残っているとは素晴らしいことです。


山門より岡崎城を望む
ここから約三キロ以上先の岡崎城が見えます。
この直線上には高層の建造物を建てる事を禁じられている。370年間守られ続けた景観です。


本堂は一度消失している。再建したため比較的新しい建物です。

多宝塔は室町時代に建立されました。400年以上ここに存在します。


本尊は阿弥陀如来。


欣求浄土
この寺には言い伝えがある。
桶狭間の戦いにて織田信長に今川義元が討たれ、元康が身の危険を感じ逃込んだ場所。
周囲を小田軍に囲まれ松平家の墓前にて自害を覚悟する。
しかし当時の住職にこう諭される。
「厭離穢土 欣求浄土」(えんりえど ごんぐじょうど)
この教えに奮起した元康は奮戦し敵を退散させたとされる。
戦乱の時代を終わらせたいという強い思いが歴史を大きく動かしたのであろう。

この籠は幕末頃のものらしいです。

元康が自決を覚悟した松平家八代の墓前 。

徳川家康公の墓です。


◇筆者所感◇
ここは歴史的にとても重要な意味を持つ場所です。
ここでの出来事がなければ今がなかったかもしれません。
家康公所縁の地は多数ありますが、中でもこの場所は特別な存在です。
ぜひ皆様に広く知って頂きたく思います。
他、撮影禁止であったため画像は御座いませんが、徳川歴代将軍の位牌の展示が御座います。また寺院の襖絵の展示も御座います。
是非足をお運び頂きご覧頂きたく思います。
《 覚書 》
最後までお読み頂き有難う御座いました。
お気に入り頂きましたらぜひあなたの大切な方へご紹介願います。
次回も宜しくお願い致します。
ベラ。
